PMTC(予防のクリーニング)について

こんにちは。

神奈川県川崎市中原区の歯医者 武蔵小杉コモンズ歯科 歯科衛生士石原です。

先日保険適用になるクリーニングについてブログを書きましたが、本日は自費(保険適用外)のクリーニングについて書いていこうと思います。

自費のクリーニングは病気を治す為のクリーニングではなく、予防を目的としたクリーニングになります。

虫歯や歯周病になりたくない方は積極的に取り入れて頂く事をお勧めしています。

頻度は各患者様によって変わりますので、その都度相談して一緒に考えていきます。

毎日頑張ってお家でのセルフケアを頑張っていても、100%歯に着いている細菌を落とすことは不可能です。

それでも、しっかり歯磨き・フロス(糸ようじ)を行うことで80%から85%は細菌を落とすことが可能になります。

残ってしまっている細菌は時間が経つにつれて成熟して、歯ブラシやフロス(糸ようじ)などの清掃用具で落とせなくなります。

お風呂の排水口やキッチンの排水口にこびりついている水垢のようにヌルヌルになり、その表面にまた新たな細菌が繁殖しやすくなります。

細菌が溜まっていくと、口臭の大きな原因となります。

では、頑張っても落とせない20%から15%の細菌はどのように落としたら良いのでしょうか。。。。。

それがPMTC(ピー・エム・ティー・シー)です!!!!!

当院のPMTCは細菌を徹底的に細かく所まで除去できるように、エアフローという器械と薬剤を使用しています。

エアフローは着色除去にも使用している器械ですごく細かいアミノ酸のパウダーと水を歯の表面に吹きかけて除去していきます。

エアフローで歯の表面に傷を付けずに汚れを落とすことで、その後も細菌が歯の表面に付着するのを防ぐ効果もあります。

保険の研磨で着色を除去すると歯の表面に凹凸が出来てしまいます。歯の表面に凹凸が増えると細菌が付着しやすくなるのと、着色もかなり着きやすくなり、虫歯や歯周病、口臭の原因となります。

なのでエアフローをすることで、細菌除去効果とその後の細菌付着にも大きく予防の効果があります。

もう1つ、薬剤で器具が入らない細かい歯と歯の間や、歯と歯茎の隙間に潜んでいる細菌を静菌します。

薬剤を使用することでエアフローでも届かないところまで細菌を抑制することが出来るのですが、薬剤がすこし不味いので小さいお子様には行えません。

あとは、薬剤の影響を加味して妊娠中の方への薬剤の塗布は行えませんので、妊娠中でPMTC希望の患者様には

エアフローのみのご案内をしてます。

PMTCには細菌を除去する事に加えてより細菌が付着しにくくなるように、リナメル(歯の表面の凹凸を治すナノハイドロキシアパタイト配合)の塗布とフッ素の塗布も行います。

フッ素は細菌がついていない歯面に塗布する事でより再石灰化や細菌を弾く効果が多く得られます。

歯ブラシ・研磨で細菌を取り、フッ素を塗布するよりも細かいところまで浸透します!!

PMTCは自費のクリーニングで各クリニックによってやり方や金額が変わりますので、

もし興味がある方は電話で確認する事をおすすめしています。

 

気になることがありましたらご連絡お待ちしております。

 

武蔵小杉コモンズ歯科

☎044-455-4108