川崎市中原区の歯医者「武蔵小杉コモンズ歯科」の吉田です。
先日、知覚過敏について院内勉強会を行いました。
本日は知覚過敏についてお話します。
知覚過敏とは
原因はさまざまですが、歯の内側(象牙質)の部分が露出し、覆われていない状態になると知覚過敏が起こります。
冷たい物や歯ブラシの刺激で、歯の奥深くにある神経が反応することで痛みが生じます。
知覚過敏で悩まれている方は約3人に1人と言われており、そのうち50%の方は専門家のアドバイスを受けていないとの事でした。
治療の流れ
まずは診断を行います。知覚過敏ではなく、虫歯の可能性や歯周病等、他の病気がないか確認します。また、ブラッシングの状態(ブラシを当てる力が強くないか?)もチェックの対象になります。
歯と歯の接触が強い場所も知覚過敏の原因になりますので、咬合の接触状態も診断します。
治療としては、知覚過敏の歯にコーティングを行います。また、かみ合わせが原因の場合は、マウスピースを使用して、歯にかかるストレスの軽減をはかることもあります。
歯がしみると感じたら、お気軽にご相談下さい。そろそろ、気温が上がり、冷たい物を飲む機会が増えると思います。
その前に一度検診をしましょう!