こんにちは。
川崎市中原区の歯医者「武蔵小杉コモンズ歯科」の歯科衛生士石原です。
今回はクリーニングについてお話をしていきます。
その前に、皆様歯医者さんでの歯科検診はどのくらいの間隔で行っていますか?
当院武蔵小杉コモンズ歯科での初診の患者様は、大体半年から1年の間隔で歯科検診に来ていただく方が多いです。
しかし半年や1年に一度のクリーニングでどのようなクリーニングを行っているかご存知ですか?
保険内で出来る範囲のクリーニングってどこまで行ってくれるのでしょうか。
その定期検診できちんと予防ができているのでしょうか?
今回はそんな歯科のクリーニングについてご説明させていただきます。
保険診療内で出来るクリーニングはすべて病気であることが条件です。
歯科だけでなく、健康保険を使用して病院を受診する際には病気である事が前提になりますが、歯科の分野での病気とは、虫歯・根の先に膿が溜まる・歯肉炎・歯周病など様々なものがあります。
ではクリーニングを保険で受けている方はどのような病気であると言えるのでしょうか。
それは歯肉炎または、歯周病に分類されています。
定期検診の際には歯周病の検査を行います。この歯周病の検査は歯科医師が行う場合もあれば、歯科衛生士がおこなうことも多い検査です。
この検査をすることによって歯周病ポケットと言われる、歯と歯茎の深さを測定しています。
深さ以外にも歯茎に腫れ・出血・歯の表面のざらつきなどを検査しています。
この検査で歯肉炎または、歯周病の判断に至ると保険内でのクリーニングが可能となります。しかし、保険内でのクリーニングは病気を治す為のクリーニングになります。
病気を治すのに必要なのは毎日行う患者様のセルフケアと、それを行い易くする為の歯石除去になります。
ですので、審美目的の着色除去やバイオフィルム除去(歯ブラシで落とせない細菌の塊)・ホワイトニングなどは病気を治す事とは関係が薄いので保険内で行うことは基本的には出来ません。
きちんと虫歯や歯肉炎または、歯周病にならない為に歯科医院で予防クリーニングを行うには自由診療となります。
当院では保険内でのクリーニングと予防のクリーニングPMTCやエアフローについてきちんとご説明したうえで患者様が今後どのようにメンテナスを行いたいか決めています。
今まではクリーニングの違いを何も知らずに半年から1年に1回クリーニングを行っていた方、
または最近なかなかクリーニングを行っていない方はこの機会に、自分に合ったクリーニングを相談してみて下さい。
当院は患者様の増患に伴い、新しく歯科医師と歯科衛生士が加わりましたので予約が以前より取りやすくなりました。
木曜日の診察も再開致しましたので、より多くの患者様のご来院お待ちしております。
武蔵小杉コモンズ歯科