PMTC

歯のクリーニングでお口すっきり!人気の診療メニュー『PMTC』とは?

武蔵小杉コモンズ歯科 PMTC PMTCとは、歯科医師・歯科衛生士が専用の機械とペーストや薬剤を使って行うお口のクリーニングです。

普段の歯磨き(セルフケア)では磨き残し無く、歯の隅々までキレイにすることは非常に困難です。そこで、PMTCによって歯ブラシの届きにくい歯の裏側や奥歯、また歯と歯の隙間を優しく・丁寧に清掃することで歯垢やバイオフィルムを除去し、虫歯や歯周病の予防に繋げます。

バイオフィルムとは歯垢(細菌)が時間と共に成熟し、排水溝のぬめりのようになり、歯ブラシでは除去できないので薬剤を使用して分解します。

着色汚れを落とせる!PMTCで使用するエアフロー

当院ではご希望の患者様へ、エアフローと呼ばれる専用の機材を使用したお口のクリーニングを提供しています。エアフローでは、歯の表面に小さなグリシンと呼ばれるアミノ酸粒子を吹き付けることで、歯の表面をキレイに磨き上げ、コーヒーや紅茶、タバコによる着色汚れを落とします。

PMTCを行う目的

当院が患者様へPMTCをご提供する目的には、主に下記の4つの目的があります。

  • 虫歯や歯周病にかかるリスクを減少させ、将来残せる歯を増やす
  • 歯磨きでは取りきれない歯の汚れ(細菌)や着色を取り除く
  • お口の中の嫌な臭い(口臭)を予防・改善する
  • 歯の表面をツルツルにして、セルフケアを行いやすくする。

PMTCは、多くの患者様より「お口の中がスッキリして、とても気持ちいい気分になった」とお喜びをいただく、当院でも人気の診療メニューでもあります。

PMTCで得られる4つの効果とは?

1.虫歯の予防効果

お口の中の細菌性バイオフィルムを破壊し、プラークを取り除くことでセルフケアよりも虫歯への予防効果が期待できます。また、フッ素コーティングによって汚れの再付着を防ぎます。

2.歯周病の予防・改善効果

歯面から歯肉縁上、また歯肉縁下1~3mmのプラークを除去することで、歯肉炎などの症状を改善します。また、歯肉への刺激によって歯肉自体が引き締まるため、歯周病の予防に効果的。

3.歯質の強化作用

研磨用ペーストに含まれるフッ素の効果で歯の表面(エナメル質)にカルシウムが補給され、歯の再石灰化(エナメル質の強化)が促進されます。

4.審美性の向上

歯についたタバコ・コーヒー・紅茶などの色素沈着を取り除き、光沢ある本来の歯面に回復します。また、汚れが付着しにくい口内環境を作ります。

PMTCの流れ

Step1.歯面と歯の隙間の清掃

専用のチップやブラシを使って歯磨きで落とすことのできない歯石や着色汚れを取り除いていきます。

Step2.バイオフィルムの除去

専用の機械・薬剤を使用して歯ブラシでは落とせないバイオフィルムを除去する。

Step3.歯の表面を磨く(ポリッシング)

歯面研磨材を歯面へ塗布し、光沢が出てつるつるになるまで優しく丁寧に磨き上げていきます。
ナノハイドロキシアパタイト(歯と同じ成分のペースト)で歯の表面の傷を治していく。

Step4.仕上げのフッ素コーティング

汚れの再付着を防ぎ、歯の再石灰化を助けるフッ素をお口全体に塗布します。
その後、必要に応じて患者様へ適切なブラッシング方法を指導、正しい食生活についてご提案することで清潔な口内環境の維持するためのサポートをいたします。

PMTCに関するよくある質問

Q1. PMTCに痛みはありますか?
痛みは基本的にありませんが、知覚過敏のある患者様は痛みが生じる場合もあります。
Q2. PMTCとホワイトニングでは、どちらが歯を白くできますか?
PMTCは歯の表面の汚れや着色を取り除くために行う診療です。そのため、歯自体を白くするわけではなく、ご自身の本来の歯の色を取り戻すことが目的になります。
一方、ホワイトニングでは歯の内側から白くするため、もともとの歯の色を白くすることが可能です。
Q3. PMTCはどのくらいの頻度で行うべきですか?
PMTCの適切な頻度は、患者様のお口の状況によって異なります。また、歯磨きの仕方や歯並び、着色しやすい飲食物摂取の頻度や喫煙などによってもオススメする頻度は変わります。
通常は3~6か月に1回程度が目安とされていますが、患者様の適切な頻度はご来院時に個別にお伝えいたします。
Q4. PMTCにかかる時間はどのくらいですか?
お口の中の汚れの着き方などによって異なりますが、通常は30~60分ほどで終了します。