マウスピース矯正ができない7つの例を徹底解説|対処法や他の矯正方法も紹介

マウスピース矯正ができない7つの例を徹底解説|対処法や他の矯正方法も紹介

「自分の歯がマウスピース矯正に対応しているか気になる」

「マウスピース矯正ができないときの対処法が知りたい」

このように悩んでいませんか?

マウスピース矯正は費用と時間をかければ、誰でも気軽にできるイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、実際にはマウスピース矯正ができない例がいくつかあるため、事前に確認する必要があります。

今回はマウスピース矯正ができない7つの例を徹底解説。マウスピース矯正以外の矯正方法も紹介しています。自分の歯がマウスピース矯正に対応しているか分からない人は、ぜひ最後までご覧ください。

高輪クリニック

記事監修

医療法人社団 癒合会
高輪クリニック
2006年に陰山康成総院長により開院され、現在は金田光一医師が院長を務める。「安心・安全・自然」の理念に基づき、個々人の自然治癒力を最大限に引き出すことを重視。医科と歯科の連携、最先端の医療と伝承療法の融合をモットーに、1人ひとりに向き合ったオーダーメイドの治療を提供することで、病気の根本改善を目指す。

※この記事は、日本矯正歯科学会日本歯科矯正専門医学会日本成人矯正歯科学会日本臨床矯正歯科医会その他医学論文の情報を参考にしています。

おすすめのマウスピース矯正を比較

スクロールできます
マウスピース公式サイト値段目安通院頻度特徴

キレイライン
公式月額:3,000円〜
総額:約23万円〜43万円
1ヶ月半に2回
3ヶ月に2回
リーズナブルに短期間で矯正ができる

ALBA歯科
公式月額:3,500円〜
総額:約35万円〜85万円
1~3ヶ月に1回インビザラインの症例は全国トップクラス

WITH DENTAL CLINIC
公式月額:9,075円
総額:約22万円~77万円
提携医院によるLINEから気軽に無料相談可能

ゼニュム
公式月額:6,000円〜
総額:約48万円〜85万円
1ヶ月に1回
2ヶ月に1回
治療終了まで追加費用なし

ハナラビ
公式月額:6,800円〜
総額:約32万円〜66万円
通常1~2回30万円台〜できるマウスピース矯正

マウスピース矯正ができない7つの例と対処法

マウスピース矯正ができない7つの例と対処法

マウスピース矯正ができない7つの例は、以下の通りです。

  • 歯を大きく動かす必要がある
  • 骨格に問題がある
  • 埋伏歯がある
  • 重度の歯周病にかかっている
  • インプラントが入っている
  • 混合歯列期である
  • 生活習慣がマウスピース矯正に適していない

対処法とともにそれぞれ詳しく見ていきましょう。

①歯を大きく動かす必要がある

重度の受け口・出っ歯・ガタガタ歯の治療で、歯を大きく動かす必要がある場合、マウスピース矯正を行うのは難しいです。

歯を内側・外側に動かすのを得意とするマウスピース矯正ですが、歯を大きく並行に動かす矯正には適応していません

対応策として、ワイヤー矯正に切り替えたり、マウスピース矯正とワイヤー矯正を組み合わせたりするのがおすすめです。

ワイヤー矯正ならば、軽度から重度まで幅広い症例に対応できます。また、ワイヤー矯正で歯を大きく動かしてから、マウスピース矯正に切り替えれば治療費を抑えられます。

②骨格に問題がある

マウスピース矯正は骨格に問題があると適応できない場合があります。例えば、アゴが前に突き出ている先天的な骨格は、適応できない原因の一つです。

アゴの骨格により歯並びや噛み合わせがよくない場合、マウスピース矯正を含め、歯科矯正だけの対応では難しいでしょう。

骨格に問題がある人は、歯科矯正と外科手術を組み合わせた治療により対処が可能です。アゴの骨格が原因で歯並びが悪くなった場合、歯科矯正だけではなく、外科手術も行って骨格と歯並びを改善しましょう。

③埋伏歯がある

埋伏歯がある

埋伏歯(埋まっている歯)が親知らず以外の場合、マウスピース矯正では対応できない可能性が高いでしょう。親知らずの埋伏歯は対応可能ですが、親知らず以外の埋伏歯は、ワイヤー矯正で歯を引っ張りだす作業が必要だからです。

埋まっている歯を引っ張り出す治療は、ワイヤー矯正でしか対応できません歯茎を切開した後、埋まっている歯に装置を取りつけ、歯を引っ張り出していきます。

https://twitter.com/chagumakienai/status/1585259763566530560?s=20

④重度の歯周病にかかっている

重度の歯周病にかかっている場合も、マウスピース矯正を行うのが難しいです。

歯周病では歯茎の腫れや、歯を支えるアゴの骨が溶けるなどの症状が出ます。重度の歯周病でアゴの骨が溶けている場合は、マウスピース矯正だけでなく、歯科矯正自体を行えません。

歯周病が軽度〜中等度の場合は、歯周病が治ってから矯正を行ったり、毎日の歯磨きやデンタルケアを行ったりすれば対処できます

歯周病にかかっている人は、歯科医院で定期検診・クリーニングをしっかりと受け、歯周病の症状を悪化させないようにしましょう。

⑤インプラントが入っている

マウスピース矯正はインプラントが多く入っていると適応できません。インプラントとは、アゴの骨にインプラント体を埋め込んで人工の歯根を作る治療法です。

マウスピース矯正では、歯を覆う歯根膜を収縮させて歯を動かしますが、インプラントには歯根膜が存在しないので動かせません。インプラントの本数が多いと、動かせない範囲も広くなるため、矯正治療自体が難しくなります。

インプラントが多く入っている場合は、歯を動かさないセラミック矯正を行いましょう。セラミック矯正では、歯の頭の部分を人工歯で被せて歯並びを整えるため、インプラントが入っている人におすすめです。

⑥混合歯列期である

混合歯列期である

混合歯列期の人もマウスピース矯正ができないので注意しましょう。混合歯列期とは6歳から12歳くらいの時期で、子どもの歯から大人の歯に生え変わる期間を指します。

混合歯列期は、今後どのように歯が生えて骨が成長していくか把握できないため、マウスピース矯正はおすすめできません。

混合歯列期は将来の歯並びや骨格にかかわる大切な時期です。早めに矯正したい気持ちはわかりますが、大人の歯に生え変わってから矯正治療を始めるのが無難でしょう。

⑦生活習慣がマウスピース矯正に適していない

そもそも生活習慣がマウスピース矯正に適していない場合もあります。生活習慣が乱れている人や規則正しい生活を送れない人に、マウスピース矯正は向いていません。

マウスピース矯正は1日20時間以上の装着が必要です。他にも、食事中はマウスピースを外し、歯磨きをしてから装着するなどのルールがあります。

矯正中はルールを守らないと、治療期間の延長・歯の後戻り・虫歯などさまざまなデメリットが生じると覚えておきましょう。

おすすめのマウスピース矯正5選

おすすめのマウスピース矯正5選

マウスピース矯正ができるかどうかは、検査を受けてみないと判断できません。以下のマウスピース矯正が受けられるおすすめクリニック・矯正ブランドで検査を受けてみましょう。

  • キレイライン
  • ALBA
  • WITH DENTAL CLINIC
  • ゼニュムクリア
  • hanaravi

それぞれ詳しく見ていきます。

①キレイライン

引用先:キレイライン矯正

キレイライン矯正の基本情報
目安費用部分矯正 176,000円〜462,000円
全体矯正 -
初診料3,300円
再診料3,300円
追加費用リテーナー:22,000円〜66,000円
※6回以上で無料
矯正範囲部分矯正(前歯上下12本)
医院数全国100院以上

キレイライン矯正は、全国に100以上の提携医院を持つマウスピースブランド。ホワイトニングも同時に行えるので、歯をよりきれいにしたい人におすすめです。

キレイライン矯正では、初回22,000円(税込)でマウスピース矯正を受けられます。高額な費用を払う必要がないため、お試しにマウスピース矯正を始めたい人にはおすすめです。

初回のお試し治療で継続するかを決められるので、まずは下記のボタンからクリックして初回検診に申し込んでみましょう。

※患者様の症状により、キレイライン以外の追加治療として片顎4万円(税込44,000円)の拡大床の併用やIPR、アタッチメントを歯科医師から推奨される場合があります。

※キレイライン矯正に限らず、すべての矯正歯科治療において、治療終了後は後戻りを防ぐため保定期間が必要です。

\お試しが22,000円から/

②ALBA

③ALBA(アルバ)|症例数は全国トップクラス

引用:ALBA(アルバ)

ALBA(アルバ)の基本情報
費用目安部分矯正 297,000円〜517,000円
全体矯正 682,000円〜792,000円
初診料無料
再診料無料
追加費用リテーナー:33,000円~44,000円
矯正範囲全体矯正
医院数19院

ALBAは、東京や神奈川、海外に20院を展開している歯科医院です。去年のリピート数は5万人を超えており、満足度の高い治療を行っているとわかります。

年中無休で治療を行っているため、自分の生活に合った通院計画を立てられるのは大きなメリットです。

歯科矯正には、世界トップシェアのインビザライン ・ジャパン製マウスピース型の歯科矯正装置を使用しています。世界最高品質のマウスピースで、理想の歯に近づきたい人は、ぜひ下記から無料相談を申し込みましょう。

\土日祝日も通院できる/

③WITH DENTAL CLINIC

引用:WITH DENTAL CLINIC

ウィズデンタルクリニックの基本情報
費用目安部分矯正 363,000円〜484,000円
全体矯正 
693,000円〜847,000円 
初診料無料
再診料3,300円~5,500円
追加費用リテーナー:33,000円
矯正範囲部分矯正、全体矯正
医院数1院

WITH DENTAL CLINICは代官山にクリニックを展開しており、審美歯科や一般治療にも力をいれています。

マウスピース矯正は高品質のマウスピースを使用し、経験豊富な歯科医師が治療を担当してくれるため安心です。

WITH DENTAL CLINICでは患者に寄り添った無痛治療を心がけています。一人一人に合わせた麻酔プランで、患者の負担を減らした治療が可能です。この機会に以下から無料カウンセリングを受けてみましょう。

\メール相談は無料/

④ゼニュムクリア

②zenyum(ゼニュム)|無料診断を実施

引用:zenyum(ゼニュム)

zenyum(ゼニュム)の基本情報
費用目安部分矯正 324,500円
全体矯正 575,000円〜660,000円
初診料22,000円
再診料無料
追加費用リテーナー:27,000円
矯正範囲部分矯正、全体矯正
医院数非公開(順次拡大中)

ゼニュムクリアはアジアを中心に導入されている矯正ブランドです。全国の歯科医院と提携してマウスピース矯正を実施しています。

歯科医院との提携によって、矯正費用を抑えつつ対面で相談・診療を受けられる仕組みが大きなメリットです。

ゼニュムクリアでの治療は、無料診断→提携クリニックの診断→治療計画→治療開始という流れで進みます。

無料診断は「情報の入力」「質問に回答」「写真撮影」の簡単な3ステップで受けられるので、ぜひチェックしてみてください。

\矯正可能か無料で診断可能/

⑤hanaravi

引用:hanaravi(ハナラビ)

hanaraviの基本情報
目安費用部分矯正 330,000円〜495,000円
全体矯正 660,000円
初診料無料
再診料無料
追加費用
矯正範囲部分矯正、全体矯正
医院数4院(東京、大阪、京都)

hanaraviは月々4700円から矯正が受けられるマウスピース矯正ブランドです。経験豊富な歯科医師が担当してくれるため、最後まで安心して治療を受けられます。

通院は最低1回でいいので、仕事が忙しくて通う時間がない人に向いているでしょう。

矯正期間中に何か困った事やトラブルがあれば、LINEでの問い合わせが可能です。365日対応しているため、クリニックの定休日でも気軽に相談できます。

以下のボタンから無料で診断を受けてみてはいかがでしょうか。

\効果が現れなければ全額返金保証/

マウスピース矯正ができないと診断された場合の4つの選択肢

マウスピース矯正ができないと診断された場合の4つの選択肢

マウスピース矯正ができないと診断された場合は、以下4つの矯正方法を検討してみましょう。

  • ワイヤー矯正
  • ハイブリッド矯正
  • 外科的矯正
  • 外科手術後にマウスピース矯正

それぞれ詳しく解説します。

①ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯に金属の矯正器具をつけ、ワイヤーを通して力を加えて歯を動かす矯正方法です。マウスピース矯正と違い、ワイヤー矯正は歯を大きく動かせるため、重度の受け口・出っ歯なども治療可能。

ワイヤー矯正には、ブラケットを歯の表面に着ける表側矯正と、裏側に着ける裏側矯正の2種類があります。

表側矯正は裏側矯正よりも費用が安いですが、矯正器具が目立ちます。裏側矯正は矯正器具は目立ちませんが、費用が高額で滑舌に支障が出るので、自分に合った矯正方法を選びましょう。

②ハイブリッド矯正

ハイブリッド矯正は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正をミックスさせた矯正方法です。

ハイブリッド矯正では、最初に歯を大きく動かす必要がある部位をワイヤー矯正で治療したあと、マウスピース矯正に切り替えます。

ワイヤー矯正装置は奥歯の目立たない箇所だけに使うので、目立たずに歯並びを治療可能です。ワイヤー矯正装置の装着期間は短く、あとからマウスピース矯正で全体を調整するため、短時間で負担を減らした矯正が行えます。

③外科的矯正

外科的矯正

外科的矯正は、骨格に問題がある歯並びの乱れを改善する矯正方法です。骨格が原因で起こる受け口や出っ歯は、ワイヤー矯正やハイブリッド矯正では治療できないため外科的矯正を行う必要があります。

外科的矯正では、上下の歯がきちんと噛むようにワイヤー矯正を行ったあと、外科的な手術で骨格によるアゴのゆがみを治します。歯並びだけでなく、顔の骨格も改善したい人におすすめです。

④外科手術後にマウスピース矯正

マウスピース矯正ができないと診断された場合、外科手術後にマウスピース矯正を行う方法もあります。

骨格が原因の出っ歯や受け口は、歯科矯正にプラスして骨切りなどの外科手術が必要です。外科的矯正治療では、ワイヤー矯正とマウスピース矯正を組み合わせるケースもあります。

症例によっては、外科手術とマウスピース矯正のみで対応可能な場合もあるため、担当の歯科医師に相談してみましょう。

まとめ:マウスピース矯正ができるか気になる人は検査を受けよう

まとめ:マウスピース矯正ができるか気になる人は検査を受けよう

マウスピース矯正を受けたいと歯科医院に行っても、いざ相談してみると自分の歯が対応していないケースは少なくありません。

歯列矯正をするうえで大切なのは、自分に合った矯正方法の選択です。マウスピース矯正を受けたくても、歯科医にワイヤー矯正を勧められるケースもあるでしょう。

マウスピース矯正だけでなく、ほかの矯正方法も検討することで理想の歯並びに近づけます。まずはマウスピース矯正ができるかどうか、お近くのクリニックで検査を受けてみましょう。

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