「インビザラインの費用相場はいくら?」
「インビザラインの費用は、他の矯正に比べて安いの?」
そんな悩みがある人に向けて、インビザラインの矯正にかかる費用の平均や内訳、子供との違いを解説していきます。
インビザラインは、世界で1400万人の実績を持つ※マウスピース矯正ブランドです。
本記事では、インビザラインの前歯だけの部分矯正の費用相場や保険適用できるのかもあわせて紹介。
インビザラインの費用の総額を知りたい人や分割料金の場合はいくらになるのかを知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
※2022年6月時点
目次
インビザラインの基本情報

引用:インビザライン
インビザラインは、前歯だけの部分矯正と奥歯も治療できる全体矯正に対応しているマウスピース矯正ブランド。
世界で1,400万人が利用した実績※があり、世界的にも高いシェアを誇っています。
※2022年6月時点
インビザラインの基本情報
目安費用 | 部分矯正:300,000円〜500,000円 全体矯正:700,000円〜1,000,000円 |
初診料 | 院により異なる |
再診療 | 院により異なる |
追加費用 | 院により異なる |
矯正範囲 | 部分矯正、全体矯正 |
医院数 | 2,800院以上 |
\矯正前に最終的な歯並びをイメージできる/
インビザラインの費用相場は、300,000〜1,000,000円

部位 | 料金相場 |
部分矯正 | 300,000〜500,000円 |
全体矯正 | 700,000〜1,000,000円 |
インビザラインの費用相場は、部分矯正の場合は300,000〜500,000円、全体矯正は700,000〜1,000,000円。
インビザラインでは、症状に合わせた4つのプランが用意されています。
歯並びの症状が重度になるほど、治療にかかる期間と費用が大きくなります。
治療費の例を挙げると、大きく咬み合わせ変えない中度の症状に使われる全体矯正のインビザラインモデレートは、700,000〜900,000円ほど。
しかし、あらゆる歯並びの悩みに対応できる全体矯正のインビザラインコンプリヘンシブは800,000〜1,000,000円になります。
費用が症状によって異なるので、カウンセリングで費用がいくらになるのかを聞いてみましょう。
インビザラインは他のマウスピース矯正に比べて安いの?

マウスピース矯正の全体的な費用相場は100,000〜1,200,000円と幅広く、治療法によって異なります。
それに対し、インビザラインの相場は、部分矯正で300,000〜500,000円、全体矯正で700,000〜1,000,000円。
そのため、インビザラインの費用は、マウスピース矯正の相場とあまり変わりません。
ただし、マウスピース矯正の中には、インビザラインよりも安く治療を受けられるブランドもあるため、費用をなるべく安く治療を受けたい人は別のブランドを探しましょう。
インビザラインは子供と大人で費用は違うの?

インビザラインの費用は基本的には、子供と大人で金額に違いはありません。
ただし、インビザラインファーストという子供の成長を利用したマウスピース矯正の費用は40〜60万円ほど。
インビザラインファーストは、乳歯と永久歯が混在する子供用のため、全てが永久歯に生え変わっている人は使えません。
インビザラインの矯正にかかる費用の内訳は?

内訳 | 料金相場 |
【矯正前】カウンセリング料 | 無料〜5,000円 |
【矯正前】精密検査料 | 10,000〜50,000円 |
【矯正前・中】診察料 | 無料〜5,000円 |
【矯正中】矯正器具料 | 100,000〜1,000,000円 |
【矯正中】調整料 | 5,000〜10,000円/回 |
【矯正後】保定装置料 | 10,000〜60,000円 |
【矯正後】保定観察料 | 無料〜3,000円/回 |
インビザラインでは、矯正器具の料金の他にカウセリング料や精密検査料もかかります。
また、抜歯や虫歯の治療が必要な場合は、別途で費用が必要になるので注意しましょう。
ただし、費用はクリニックによって異なるので、自分が通うクリニックの費用を事前に確認してください。
続いて、矯正前と矯正中、矯正後の費用内訳を解説していきます。
矯正前

矯正前にかかる費用は、カウセリング料・精密検査料・診察料です。
場合によっては、虫歯や歯周病を治療する費用や抜歯する費用がかかります。
そのため、矯正前に10,000〜60,000円はかかります。
費用を安く抑えたい人は、カウンセリングが無料のクリニックに行くのがおすすめです。
矯正中

矯正中には、矯正器具料・調整料・診察料がかかります。
インビザラインの治療では、定期的にマウスピースの調整が必要です。
クリニックによっては、調整料が診察料に含まれていることもあります。
インビザラインは、約1〜2ヶ月に1回のペースで調整が必要です。
そのため、追加費用を抑えたい人は、調整料がなるべく安いクリニックを選びましょう。
矯正後

矯正後には歯を固定させる保定装置をつけます。
保定装置の相場は10,000〜60,000円ほどで保定装置の観察料は1回あたり3,000〜5,000円くらいです。
保定装置をつけないと歯並びが元の状態に戻ってしまうので、必ず保定装置は付けるようにしてください。
インビザラインの特徴

高度なAI技術を駆使したマウスピース型の矯正装置のインビザライン。
ここからはインビザラインの特徴について詳しく解説していきます。
インビザラインのメリット

- 治療開始前に歯の動きをシミュレーション
- 矯正中の痛みが少ない
- 幅広い症例に対応
インビザラインの矯正では、矯正前に歯の動きをシミュレーションし、最終的な歯並びをイメージすることができます。
また、インビザラインは、マウスピースを短期間で次の段階のものに交換するため、痛みが少ないのもメリット。
さらに、インビザラインでは短期間のワイヤーやゴムをマウスピースと併用することで、幅広い治療ができます。
インビザラインのデメリット

- 装着時間を守らないといけない
- 費用が他のマウスピース矯正に比べて高い
マウスピース矯正をするうえで、最も重要なことは装着時間を守ること。
インビザラインの推奨されている装着時間は1日に22時間以上です。
規定の装着時間を守らないと、治療期間が予定より伸びてしまい、追加の費用がかかるので注意しましょう。
また、インビザラインは、痛みを抑えるために短期間でマウスピースを次の段階にするため、費用が少し高くなります。
そのため、費用を抑えたい人にはおすすめできませんが、痛みを抑えたい人におすすめのマウスピース矯正です。
インビザラインの部分矯正について

インビザラインの部分矯正の場合の費用は、300,000〜500,000円ほど。
インビザラインは症状の度合いによって、治療のプランが変わります。
インビザラインは、短期的にマウスピースを交換していくため、他のマウスピース矯正ブランドに比べて少し高くなっています。
しかし、インビザラインの部分矯正は、精密に検査を行うことで、治療期間を明確に知ることができるのがメリットです。
インビザラインの全体矯正について

インビザラインの費用は、700,000〜1,000,000円ほど。
インビザラインの全体矯正は、抜歯矯正にも対応しているため、歯を大きく移動することに対応可能。
また、インビザラインは、1,400万人以上のデータをもとにマウスピースを作成するため、高性能なマウスピース作成が可能です。
インビザラインの費用を抑える方法

続いて、インビザラインの費用を抑える方法を紹介していきます。
それぞれ詳しく解説していきます。
医者から言われた通りにマウスピースを装着する

インビザラインのマウスピースは、一日22時間以上の装着が推奨されています。
規定の装着時間を守らないと予定通りに歯が動かず、治療期間が長くなったり、追加費用がかかったりしてしまいます。
また、噛み合わせが悪くなったり、せっかく動いてきた歯が元通りに戻ってしまうなどのトラブルが発生する可能性があります。
医師に推奨された時間は、マウスピースをつけるようにしましょう。
部分矯正を検討する

インビザラインの全体矯正が700,000〜1,000,000円なのに対し、部分矯正の場合は100,000〜500,000円程度で治療を受けられます。
前歯が気になる人は、部分矯正で治療を受けることがおすすめです。
ただし、部分矯正では治せない歯並びもあるので、部分矯正で治療するのが厳しい場合は、全体矯正も検討しましょう。
ただし、歯並びの症状が重度の場合は、全体矯正でも治せない場合があります。
医療費控除を受けられる場合がある

マウスピース矯正は、保険適用外の自由診療となっています。
しかし、マウスピース矯正は医療費控除の対象になる場合もあります。
ただし、美容目的の場合は医療費控除の対象外になってしまうため、注意が必要です。
カウンセリング時に、自分のマウスピース矯正は医療費控除の対象になるのかを確認しましょう。
インビザライン以外でおすすめのマウスピース矯正ブランド

インビザライン以外のおすすめのマウスピース矯正を紹介します。
マウスピース | 公式 | 費用目安 | 通院頻度 | 特徴 |
![]() キレイライン | 公式 | 月額:3,000円〜 総額:約23万円〜43万円 | 1ヶ月半に2回 3ヶ月に2回 | リーズナブルに短期間で矯正ができる |
![]() ホワイトライン | 公式 | 月額:3,000円〜 総額:約17万円〜46万円 | 2ヶ月に1回 | 治療期間を医師と相談できる |
![]() hanaravi | 公式 | 月額:4,700円〜 総額:約33万円〜66万円 | 最低1回 | 矯正専門医が担当するため安心 |
キレイライン

引用:キレイライン
※注記
※保険適用外の自由診療となります。
※1 2017年4月~2022年3月の契約者様の合計数
※2 デンタルローンを利用して7回コース(税込319,000円)を頭金なし・96回払いで支払う場合の手数料抜き・税別の分割支払い金額です。一部クリニックはローン非対応。信販会社や手数料はクリニックにより異なります。
- 月々3,000円から治療ができる
- 初回20,000円でマウスピース矯正を始められる
- 全国100院以上※1で治療を受けられる
キレイライン矯正では月々3,000円から、分割払いで治療を受けることができます。
前歯だけの部分矯正にはなるものの、人から見える部分だけをリーズナブルに治療をしたい人におすすめ。
また、初回20,000円で治療を試すことができ、マウスピース矯正を続けるかどうかを試した後で決められるのがメリットです。
キレイライン矯正の口コミ・評判




キレイライン矯正の基本情報
矯正範囲 | 部分矯正(前歯上下12本) |
目安費用 | 部分矯正 231,000円〜418,000円 |
初診料 | 3,300円 |
再診料 | 3,300円 |
追加費用 | リテーナー:22,000円〜66,000円 ※6回以上で無料 |
医院数 | 全国130院以上 |
\分割払いで月々3,000円から/
公式HPはこちら
ホワイトライン


引用:ホワイトライン
- 月額3,000円から矯正ができる
- 最短3ヶ月から治療が始められる
- マウスピースが完全国内生産
ホワイトラインは、デンタルローンを利用すると、月額3,000円から治療を始められるのが特徴。
ホワイトラインの治療期間の目安は3〜9ヶ月のため、短期間で治療したい人にピッタリです。
また、マウスピースは完全国内生産のため、安心して高品質なものを使用することができます。
ホワイトラインの口コミ・評判






ホワイトラインの基本情報
矯正範囲 | 部分矯正(上下前歯12本) |
目安費用 | 部分矯正 176,000円〜462,000円 |
初診料 | 3,500円(院により変動) |
再診料 | 3,000円(院により変動) |
追加費用 | マウスピースリテーナー:11,000円〜22,000円 ホワイトリテーナー:16,500円〜33,000円 |
医院数 | 30院以上 |
\完全国内生産のマウスピース矯正/
公式HPはこちら
hanaravi


引用:hanaravi
- 追加費用がかからない
- 矯正専門医がマウスピースをデザイン
- マウスピースの製造から仕上げまで全てが機械化
hanaraviは、症状に合わせた3つのプランがあり、プランを選ぶと費用が決まるため、追加料金がかかりません。
hanaraviでは、矯正専門医がマウスピースをデザインしてくれるので、安心して治療を受けられます。
また、hanaraviは、作成から仕上げまでの全てが機械化しているため、海外の工場を経由する手間がなくなり、治療期間の短縮、廃棄・コストの削減が可能になっています。
hanaraviの口コミ・評判






矯正範囲 | 部分矯正、全体矯正 |
費用目安 | 部分矯正:330,000円〜495,000円 全体矯正:660,000円 |
初診料 | なし |
再診療 | なし |
追加費用 | ー |
医院数 | 4院 |
\lineでいつでも相談可能/
公式HPはこちら
インビザラインに関するよくある質問


インビザラインに関するよくある質問を紹介します。
インビザラインを検討している人は、ぜひ参考にしてください。
インビザラインの分割払いの費用は?


インビザラインによるマウスピース矯正は高額になることが多いため、デンタルローンが利用できるクリニックが多いです。
デンタルローンとは、歯列矯正を含む歯科治療費に限定したローンのことです。
治療費が50万円かかる場合と100万円かかる場合の分割料金の例を紹介します。
実際にデンタルローンを使う場合は、ローン会社のウェブサイトで返済のシミュレーションをしてみてください。
50万円・100万円の治療をデンタルローンで分割払いする場合
12回払い | 36回払い | 48回払い | 60回払い | |
50万円の治療 | 43,700円(手数料24,000円) | 15,200円(手数料47,200円) | 11,600円(手数料56,800円) | 9,500円(手数料70,000円) |
100万円の治療 | 87,500円(手数料50,000円) | 30,400円(手数料94,400円) | 23,300円(手数料118,400円) | 19,000円(手数料140,000円) |
※注意
- 上の表は、金利5%の時の均等分割返済の返済額の目安表です。
- 実際には、返済額は異なるので注意してください。
インビザラインは保険適用ができる?


インビザラインは自由診療のため、保険は適用されません。
ただし、生まれつきの疾患により歯並びが悪い場合や上下の顎の骨格がズレて噛み合わせの不具合がおこっている場合などは保険適用になるケースもあります。
美容目的の場合の歯列矯正は、保険適用外のため、自費診療になるので注意してください。
インビザラインは医療費控除を受けられる?


インビザラインの治療は、噛み合わせの不具合からくる悪影響を改善するための治療の場合は医療費控除の対象になります。
前歯の見え方が好きじゃないから直すといった、美容目的の場合は医療費控除の対象外です。
初回カウンセリングの際に、医療費控除の対象になるのかを確認してみてください。
まとめ


今回は、インビザラインの費用についてご紹介していきました。
インビザラインは、世界で1,400万人が利用したマウスピース矯正で、矯正後のゴールがわかることが特徴。
インビザラインで矯正を初めてみたい人は、ぜひクリニックにカウンセリングに行ってみましょう。